戦略、戦術そして兵站


19巻はアルマダ出撃前辺りを描くのでしょうか?
17巻でフェリペ2世ビセンテに整備補給面の管理を任せてましたから、そう思うのですけど…
ネタバレと言いますかアルマダ海戦の経緯をちょこっと書いてますが知らないままフレブラを楽しみたい方のために以下反転文字にしてます。
急ごしらえの大艦隊に長期遠征に不安がつきまとう物資の補給。このあたりもアルマダの悲劇の原因の一端と物の本には書いてますし!
実際アルマダの大海戦は小国であったイギリスが華麗な戦術でアルマダを翻弄して勝利!って筋書きが一般に知られているところでしょうけど実際に沈めた船は2隻だけだったらしいですし。予想もしなかった2度の大嵐や暗礁の存在と兵站の不備があれだけの被害をもたらした訳でアルマダが負けたのはイギリス艦隊ではなく自然の猛威にだった。と結論づけてる本を読みました。私はフレブラの作者様は慧眼の持ち主で公平でよりリアリティを重視すると思っていますのでどういう視点で展開されるのか本当に興味があります。どっちかというとカイトとジェフリーはハッピーエンドか?とかの話の本筋より戦争という舞台で彼らがどんな行動をとるかの方が興味が募るので私は正しいBL読み手ではナイのだろうと思うんですけど。たとえばBLでは必至というか必要な、キャラの心情を丁寧に繰り返し書かれていることもストーリー展開のスピード感を妨げてるよなと思うようなダメなやつです。ですけど本の読み方は人それぞれですよ…ね?

だとすればセルバンデスさんをもう一回絡ませるでしょうし、兵站の部分をどう料理するのかが楽しみなんです。書いてくれるといいなぁ。