冷酷なビセンテ


ちゃっかりとお題になるものをおねだりして幾多か頂いた物を
織り交ぜて描いて行きたいです



今回のお題、「冷酷ビセンテ」でイメージするのは
12巻の、事情を知ってそうなヒターノの男、ルカに脅しをかけて口を割らせた時と
ラウルを馬に引きずらせて口を割らせた時のビセンテだと思います。


ルカには彼の側で震えてる女子供を材料に。ラウルには痛みで。
それぞれにもっとも効果的で手っ取り早く口を割りそうな条件を計算しているところが
いかにも冷酷、容赦なしです。
カイトにデレてる時の献身的なビセンテと違うものだから周りが驚いてたけどw


同じ事を繰り返し言ってしまうかもしれませんが
黒幕の正体がラウルだと見抜いたりボッスの絵画に込められた寓意の意味を言って見せたり
洞察力の高いキャラとして描かれていると思うのです。
そう言う意味でも頭がいいので合理的な判断や意志決定が出来て、
強さもあるから迷うことも無いはずなのだけれど
天然キャラという追加要素のために時々混迷していて
恋をしちゃうとショートサーキットが出来ちゃって混迷の度合いが大きくなる。
そんな感じなのでしょうかw
とはいえ私的には
あまりに内省的なキャラは魅力的には見えないので
今のアロンソさまとじゃれてる時の明快アグレッシブな方がマイフェバリットなビセンテの姿です



ナイジェルとビセンテはそれぞれ人見知りだとキットやアロンソが言っていたけど
ナイジェルは確かに警戒心が強いと思うけど
ビセンテは単に関心が無いだけのような…だってこの人、「我が道」キャラだよねw