その時代の最強の剣術だったとかの続き。


もともとレイピアは刃渡りが100㎝位あるそうです。
日本刀ですと60〜75㎝の間ですのでまるで両手剣の長さですよね。
間合いは基本、相手の腕の長さ+剣の刃渡りの長さ+踏み込むレンジを取るので
レイピアだと3m近くになるはずなので、スペイン式は恐ろしく短いワケです。
これって避けるとかパリィをし損なったらさっくり決定打(決定刺?)になりますよね。

しかも指南書は下のような幾何学模様で溢れかえっていたそうで
予備知識が無いととっても理解できなかったとか。
下は基本的な型をステップで表しているそうです。
円を描くような、正しくは斜め移動で、相手の攻撃線が外れた瞬間に攻撃する。なので
お互いにくるくる複雑に回るので下記のようにも喚ばれていたのだそうです
厨二心を揺さぶる流儀だとおもいます!
しかしこれは余程の熟練が必要では無いでしょうか。
アロンソさまなら訓練も場数もぱないので余裕だろうけどー


この辺を調べていてさてフレブラではレイピアという表現はあったろうかと
何冊か知らべたのですがレイピアという名称は使われていませんが扉絵のジェフリーの剣は
エスパーダロベーラってレイピアに形が似てます。
レイピアでの攻撃の基本は「受け流してカウンター」なので日本刀の鍔迫り合いみたいな事は
推奨されません、つか出来ない?
となると、ジェフリーの「魚釣り」はお互いが刺突で踏み込んで至近距離で
鍔と 鍔を絡めて弾く、ていうことになるのですけど、そうなると100㎝あるレイピアは弾いた反動で
バネのように相手の腕か首か顔を薙いでるはずです。どっちかというとそっちのが致命傷になりうるのでは????
しかしその場合よっぽど相手がとろくなかったら鍔を絡めるより早く腕をなぎ払われてているかもしれませんよね。