ラスト予想のこと


フレブラにはまった時にファンサイトさんがありはしないかと検索してみたのですが
あまり見かけなくて残念でした。pixvでもあまりイラストが掲載されてない。
とはいえBL関連のblogでフレブラを扱っているblogさんを見つけてほっこりです。
フレブラと言う訳し方もそこで知ったので自分がどれだけ新参か分かると言うもの。
そしてそのblogさんの素敵企画の「フレブラFANへの50の質問」見つけて小躍りして頂いてきた。(ご挨拶してない・・・)
その質問のひとつに結末予想というのがありました。
それについて長文で書いてみます。


予想と言うか希望になると思います。
和哉びいきだと言うこともあるのですが和哉エンド押しです。


えと、ごほん。カイトと和哉に焦点を当てると、
カイトは両親の無関心と偏った愛で育てられて不信感と不満を彼らに持っています。
しかし裏を返せば満たされない孤独感、親の投影としてではなくカイト自身として愛されたいと思う渇望故だと思います。
その為かカイトは他人に優しいけれども甘ったれで、ある部分で自己中心的な考え方(利己的という意味ではなく)の持ち主として描かれているように思います。
1巻で所在のなさと言うか自己憐憫から和哉に今まで築いていた信頼関係を全否定する言動をしてしまい和哉を傷つけていて激しく反省します。そりゃもう猛省です。
その後ジェフリー&グローリア号という家庭の変わりにカイトにとって望む愛を与えてくれる場所、自分で自分の価値を認める事ができる場所をカイトは見つけます。
そんな訳でカイトの帰りを待つ和哉の幻影を見て、中世が自分の居場所なのだから自分のことは忘れてくれと罪悪感から都合のいいことを願います。
しかし中世で生きて中世で死ぬことを望むカイトがいざ結核で命が危ういとなると趣旨をかえて現代に治療に戻ります。
中世に引き返す予定のカイトは障害となるだろう和哉に計画的に嘘をつきます。あれだけ信頼をぶち壊し和哉を傷つけた事を反省したあなたはどこですかーー。
自分の気持ちを受け入れてもらえず嘘を付かれて和哉も強硬手段を取らざるを得なくなって行きます。
結局カイトは縋る様な和哉の愛してるをそれって違うと否定までしちゃって行ってしまう。
ないわー。これで終わるってのないわー。カイト、ナチュラルに鬼畜かも。
私的にはもう一度成長したカイトが和哉にきちんと向き合ってあげてほしいと思うので
カイトを連れ戻しに来た和哉の手を取って現代に帰る。・・・だといいな。




カイトと和哉。いつも一緒だった頃。
お互いに淋しい魂ならなんでそのまま寄り添えなかったのかと。