黒髪スキーその2 深井零


「和哉の色んな面を描いてみるのは面白いかも」で
この人を描いてみたくなった。
アニメ版戦闘妖精雪風の主人公深井零中尉
原作は神林長平の同タイトルのSF小説です。
でも
キャラクター原案が女性なのですけど
その方が脚本の協力もしてたからなのでしょうか、
あれだけガチガチだった話が
主人公像に焦点が当たってて、なんというか。。。
センチメンタルでロマンチックになってる。
原作の深井零とはキャラクターが大分変わっていて
批判もあったかも知れないけど個人的にはこれは良い改変でしたw

で、こんな古いアニメを思い出せたのはこの間のニュースで
エンダーのゲームと雪風がハリウッドで映画化とかって話だったからだ。
なんだかどっちもハリウッド製となったら残念展開になりそう。
雪風なんてコピー人間がゾンビみたくフェアリー基地を襲うとかさー。
そう言う盛り上がりはいらないよね。

閑話休題
アニメ版の深井零はビジュアルがちょっと彩さんの描く和哉に似てるだけでなく
性格が自分の搭乗機である雪風にしか関心が無いというかご執心で、やや性格破綻者
なんとなく和哉を突き詰めたらこうならないかなーってキャラなのだ。
 ちなみに戦闘機雪風はストーリーで重要な役割をするコンピューター、戦闘機械知性体を搭載していて
 その行動原理は敵に勝つことです。
しかも搭乗してた雪風が大破した際、運命を共にしようとしていたら
雪風は今までのデータを新型である無人機に転送し勝手に零を射出、
新雪風となった新型無人機は零のみてる前で旧雪風を完全に破壊する(情報漏洩を防ぐため)
という、こっぴどい振られ方をしたりします。ああ、切ないつД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

切ないと言えばこの人の上司がまたカッコイイし温厚で面倒見がいい人で零を心配するたった1人の友人
なのですがさらに上司の人に「(零を)雪風に取られちゃうと思ってるんでしょ」と言われちゃうくらい
ちょっと報われないことがあります。どうも欠落した何かを零に投影しているみたいで
零を心配するあまりウインドウをたたき割ったり無茶な司令を出したりと度々冷静さを欠くあたり
とてもホモホモしいです。

古い作品ですが空中戦の美しさはマクロスFにすら匹敵するほどと思います。欲目だけど。